青空文庫 - 良馬
2025/05/09 (Fri) 02:30:54
母国語を忘れまいと、毎晩、本を読んでいます。
帰国するたびに、頂いたり買って帰るのは古本が主ですが、
最近は、眼が悪くなり、本は疲れるので、もっぱら青空文庫に頼っています。
拡大できるし、読みたい本が山ほどあって便利です。

与謝野晶子の源氏物語の翻訳もありました。
谷崎潤一郎の翻訳は直訳で、主語や場所名もないけど、
与謝野晶子の翻訳の方が分かりやすい。
でも、彼女の場合は、文章が硬く、クセが多く、、、例えば、紫夫人とか、
欲を言えば、瀬戸内 寂聴の翻訳のを読んでみたい。
十巻か、、、船便が無くなって航空便のみなので、USへの配送が高い。
電子版のもあるようで、そっちにしてみようかな?

日本の文豪は帝大卒揃いですね。
森鴎外、夏目漱石、、、、三島由紀夫、、、
三島以後は日本を離れてしまい、その後の作家の本は余り読んでいない。

森鴎外の古い家に夏目漱石が住んで、その二階には居候の正岡子規が、、、
彼を訪ねて、高浜虚子らが集まり、漱石ものちに参加して、ホトトギスに。
虚子は漱石に作家になることを勧め、子規が「漱石」の名を付けたそうですね。
子規が東京へ行く旅費など、漱石が全部払ったそうです。
そのお返しに、子規は幾度も俳句を詠んで送ったそうです。

その後、芥川龍之介や有島武郎らが漱石の影響を受け、次々と、、、
文豪は、森鴎外から、川端康成、三島由紀夫の時代まで、ずっと交流が繋がっていたんですね。
川端がノーベル賞受賞のあとに、三島との会話をYouTubeで観たことがあります。
しかし、なぜ自決した文豪の多いこと、、、自決した俳人はいませんよね。

文豪の自尽をうれふ時鳥   
Re: 青空文庫 - つく坊
2025/05/09 (Fri) 16:29:13
私も長いこと青空文庫のお世話になっています。今まではiPadで読んでいましたが、これは結構重いので寝ながら手で持っていると疲れてしまいます。で、AmazonのKindle Paperwhiteという電子書籍リーダーを購入しました。こちらは200gほどでちょうど文庫本ほどの重さです。また、画面はまるで本物の紙質のようで目にも優しいし、数百冊の本を保存しておくことができます。一度充電すれば二週間ほどバッテリーがもつので、今はどこに出かけるにも持ち歩き、ちょっとした時間をみつけてはさまざま読みふけっています。

写真はPaperwhiteに表示された吉川英治の『新・平家物語』の出だしのページです。私はこの作品をずっと待っていたけど、ようやく十二巻中の第一巻が完成しました。ボランティアの人たちに感謝です。青空文庫の作品はPDFファイルに変換してからPaperwhiteに取り込んでいます。

青嵐ひとり留守居の読書かな
Re: 青空文庫 - 良馬
2025/05/09 (Fri) 23:39:28
つく坊さんも本より電子でしたか、、、

10年前だったか、帰国した時に本屋へ寄って、驚いたことに、
漫画が多くて、俳句や和歌の方は数冊だけでした。次回は神田の古本屋ですね。
歳時記も、あまり良いのがなくて、、、結局、古いのを愛用しています。

漫画は面倒で読めなくなりました。
それと、脳の病気のせいか、陰気な本や、暴力的なシーンの映画とか TV も無理になり避けています。

三中から東高まで同期の親友だった三枝さん、こっちに顔を出して欲しい。
彼女の国語力は、つく坊さん並みで、特に歴史に関しては詳しく、読書と旅行が趣味で、彼女の本棚は凄かったです。
本棚の本をどっさり頂いて帰って来た年もありました。
三枝さんとSAYさんは、子供の頃から今も親友です。
SAYさんは日本舞踊のお師匠さんで、俳句もお得意です。掲示板にも出て来ないし、お元気だと良いのですが。
幼稚園、亀小、三中、東高を通して素敵な親友に恵まれた私メは、光栄に思います!

同期会心許なし夏に入る

Re: 青空文庫 - 良馬
2025/05/10 (Sat) 01:49:36
石寺くんも、俳句やってみませんか?
mixi 仲間に騙されて、数年前から俳句を始めました。
上の写真の歳時記まで送って頂いて、やり始めた処、
素晴らしい俳人の俳句に感動し、ここ5年間、古い本ばかり読んでいます。
古い言葉、、、まるで外国語です(苦笑)

初心者向けの俳句、これから出発しました。
ネットに沢山、読みきれないほど載っています。
https://coco.x0.com/初心者でも簡単!俳句の作り方と基本ルール/

https://www.youtube.com/watch?v=CG_XuTvbvNg

私の駄句も、まだまだ添削の必要があり、先輩のつく坊さんにお願いしています。
  1. (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)
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